つながりあう世界
人と自然、子供と大人、友達同士と恋愛関係、男と女。
世界は切り分けられた。
しかし、ここには確かに、絶えず、つながりあう世界がある。
人と自然を、切り分けることはできない。
子供と大人を、切り分けることはできない。
友達同士と恋愛関係を、切り分けることはできない。
男と女を、切り分けることはできない。
なぜなら、世界は言葉ではできていないから。
記号ではできていないから。
概念ではできていないから。
ただ、世界がそこにある。
ひとつながりの世界がそこに。
それは絶えず変化し、絶えずつながりあう世界。
人と自然、そのどちらに含まれることもなく。
子供と大人、その境界をまたぐことなく。
友達同士と恋愛関係、そのどちらでもない関係性に支えられて。
男と女、そのどちらでもない私として。
私は、つながりあう世界を生きている。